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(Vol.01)
自分らしくヨガの魅力を伝え、出会った人々の可能性を広げる
三和 由香利
ヨガコーディネーター

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Yukari Miwa

日本人初のヨガ世界大会チャンピオンであり、日本にホットヨガを広めたパイオニアでもある三和由香利さん。凜とした姿勢とはじける笑顔が印象的な三和さんにヨガとの出会いや世界大会で感じたこと、そしてヨガを伝えることへの思いを語っていただいた。

※本記事は、当社より発売前の「/zeroz(ゼロズ)」テスト品を提供し、依頼したインタビューを編集して掲載しています。

※インタビューは2025年7月に行われ、記事内の発言・内容は取材当時のものです。

日本人初のヨガ世界大会チャンピオンであり、日本にホットヨガを広めたパイオニアでもある三和由香利さん。凜とした姿勢とはじける笑顔が印象的な三和さんにヨガとの出会いや世界大会で感じたこと、そしてヨガを伝えることへの思いを語っていただいた。

※本記事は、当社より発売前の「/zeroz(ゼロズ)」テスト品を提供し、依頼したインタビューを編集して掲載しています。

※インタビューは2025年7月に行われ、記事内の発言・内容は取材当時のものです。

  • ヨガ世界大会ワールドチャンピオン、ヨガコーディネーター、ヨガ・ピラティス講師、CMコレオグラファー。学校の教員を経て、単身渡米しヨガやピラティス資格を取得。2006年より指導を開始し、2007年から5年連続でヨガの世界大会に日本代表として出場。2011年、同大会でワールドチャンピオンになる。以後、メディア出演や監修、イベント主催・出演、CM振付け、講演、大学講師など、スタジオレッスンの枠を越えた自由な発想でヨガの普及に努める。「200のポーズがわかる YOGA図鑑」(高橋書店)など、著書多数。

    ヨガコーディネーター

    三和 由香利(みわ ゆかり)

Vol.01

自分らしくヨガの魅力を伝え、出会った人々の可能性を広げる

ヨガコーディネーター

三和 由香利

(01)

アメリカで偶然出会ったヨガ。
体と心の調和に驚き、日本に伝えたいと決意

大学卒業後に学校で教員をしていた三和さんは、ダンスの指導法をもっと学びたいと25歳で単身渡米。ロサンゼルスのダンススタジオに通っていたときに、友人の勧めでヨガに出会う。

「地図を頼りに一人で行くと、そこは体育館のように広大で、すごく暑い空間。ホットヨガは見るのもはじめてで、いろんな国の何百もの人がポーズをしている光景に圧倒されました。最初のころはポーズができた!とか、体と向き合うのが楽しかったですね」

ホットヨガスタジオに通ううちに、新たな感覚に気づく。

「だんだんと体と心の調和を感じるようになって、これはすごい!と。その上ヨガは呼吸にも向き合います。幼少期からずっとスポーツをしてきましたが、呼吸をコントロールするなんて考えたこともなかったので新鮮でしたね」

これからは体を使うだけではなく「体と心と向き合い、ケアすることが重要になる」と感じた三和さんは、ヨガを日本に広めたいと思うようになる。

「当時の日本ではヨガはストイックな静のイメージでした。あまり難しく考えず、まずはLAのヨガカルチャーのようなポップでアクティブなスタイルで幅広い人にヨガを楽しんでほしいと思いました」

(02)

インストラクターとしてブームを牽引し、
日本人初の世界チャンピオンに輝く

渡米中に資格を取得した三和さんは、2006年から日本でヨガの指導をスタート。人気インストラクターとしてホットヨガブームを牽引する。

「私が指導するヨガは動きが多く、しかも、笑顔で次のステップを要求する、癒やし系ならぬ“威圧系”(笑)。ポップな中に哲学や解剖学など温故知新を織り交ぜ、効果を実感して頂けたのが良かったのか、いろいろな方々にヨガの魅力に気づいて頂けたのがうれしかったです」

指導のかたわら、2007年から日本代表として5年連続でヨガ世界大会「International yoga asana championship」にも出場する。

「もちろん、ヨガは人と比べるものではありません。この大会は競い合うのではなく、ヨギーたちが鍛錬してきたポーズを披露し、たたえ合う文化があります」

初出場では無心で臨めた世界大会だが2、3年目はうまくヨガができなかったと振り返る。

「期待に応えようと、どこかで結果を気にしていたんです。制限時間にとらわれて、ポーズをただ連続させるだけになっていて。後になって、これはヨガじゃないと自分でも思いましたね」

そして5年目の2011年に三和さんは見事世界チャンピオンに輝く。日本人初の快挙だ。

「このときは周囲への感謝と楽しむことだけを意識してステージに立てました。審査員から『由香利はステージでただポーズをするのではなく“YOGA”をしていたよ』と言ってもらえました」

(03)

スタジオを飛び出し、
ヨガの魅力をたくさんの人に届ける

インストラクターとして活躍してきた三和さんは、2015年の出産を機にスタジオレッスンの枠を越えた活動にシフト。肩書きも「ヨガコーディネーター」に変えた。

「以前のように毎日スタジオには通えない。今の私に何ができるのかと考えて、自分らしく形にとらわれずに、多くの方にヨガの楽しさをシェアしていきたいと思ったんです。たとえば本を作れば、スタジオに通えない方にもヨガの楽しさが届けられるんじゃないかって」

実際に書籍の出版はもとより、CM振付、大学での講義、講演、コラボ商品開発など、活動のフィールドを広げていく三和さん。特にイベント開催・出演は、多くの人がヨガの奥行きに触れるきっかけになっている。

「初心者の方が多いイベントでも、私は結構暑苦しいんです(笑)。『今日のお土産は筋肉痛です』とか(笑)。ヨガには自分の可能性を広げる力があるので、ラクなだけで終わるのはもったいない。自分の可能性を垣間見るとか、何かを感じて帰ってほしいなと」

人が可能性を広げる瞬間に立ち会うことが、三和さんの一番の喜びになっている。

「私の役目は皆さんの固定観念を取り払って、可能性を引き出すこと。時に熱く、時に褒めて、いろいろなアプローチをしています。『“失敗してもいい”と信じてトライしたら、できました!』とか、悩んでいたときとは違う自分に出会ってもらえた瞬間が何よりうれしいですね」

(04)

ヨガで心身の調和が取れて、
パワーをシェアでき、
自分に備わる力を高めることも

三和さんにヨガの魅力を訪ねると、真っ先に挙がったのが「心身の調和が取れること」。

「私はヨガに限らず、すべてにおいて調和が大切だと思っています。無理をして調和が崩れると、不調になりますよね。調和の大切さに身近に触れられるのがヨガであり、自らの意思で心身を調和へと導けるのがヨガの大きな魅力だと思っています」

人から人へのパワーやエネルギーのシェアも、ヨガの魅力だと三和さん。

「グループでヨガをしていると、一人ひとりから生じたパワーやエネルギーが全体にシェアされていくんです。私のデモンストレーションを見て、涙を流してくださる方もいて、私もその方を見るとパワーをもらえるんです」

三和さんは人間に元々備わる力に可能性を感じている。

「生物には自分自身の健康な状態を維持しようとする力が元々備わっていて、それ自体が奇跡だと思います。先ほどの自分の可能性を広げる話にもつながるんですけど、ヨガによってそうした力を後押しできるんじゃないかと感じているんです。ヨガで元気になっていく姿をたくさん見てきましたから」

Vol.02

ヨガを通じて、まだこの世にないワクワクをつくっていく

ヨガコーディネーター

三和 由香利